2016年8月22日放送「主治医が見つかる診療所」
夏の疲労回復として「内臓疲労」について。
「ゆる体操」お腹ペコポコペコー体操のやり方を紹介。
目次
疲れによって内臓の機能が低下してくるのが「内臓疲労」
なぜ夏の疲れと関係するの?
①夏場に冷たいものを摂りすぎると
胃と小腸の粘膜の血流が低下する
②消化吸収が悪くなって未消化の食べ物が腸内へ下りていく。
③お腹の痛みや下痢を起こす
④腸内で悪玉菌が増えて血液中に悪玉菌の毒素が入り込みます。
⑤肝臓が毒素を分解するために働き、疲れ切ってしまう。
⑥よって、体全体に広がってしまう。
内臓疲労回復のメリット
- 夏バテ解消夏バテ解消
- 下痢や便秘の解消
- 夏風邪などの感染症の予防
- 快眠肌荒れ解消&美肌
- 脳が活発になる
メリットがたくさんあります。
内臓疲労度チェック
あなたの内臓は大丈夫?
①夏になると体がだるくて重くなる
②肌荒れや口の周りに吹き出物がよくできる
③便秘や下痢が続くことがよくある
④風邪をひきやすくなった
⑤食欲がなく胃がもたれることがよくある
⑥睡眠時間を十分とっているわりに日中も眠い
⑦気分が憂うつで頭の回転が鈍っていることが増えた
⑧つい冷たいものを多く摂ってしまう
いくつ当てはまりましたか?
○の数を数えてください。
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1~3個○がある方は要注意!
内臓疲労が始まっている可能性あり
4~6個○がある方はすでに内臓疲労を起こしている
7個以上は内臓疲労が進行!早めに医療機関へ受診してくださいね。
超簡単!内臓疲労回復に効果的な「ゆる体操」
大変注目されているお腹ペコポコペコーとする
その名も「ゆる体操」
数ある運動や体操の中でもとりわけ効果が高く
しかもいくつになっても手軽に行うことができる簡単体操です。
身体運動のスペシャリストである
こたけ整形外科院長の小竹志郎医師が紹介してくれます。
固まってしまっている筋肉をときほぐれるように緩めていく。
。
内臓もほとんど筋肉でできており、
内臓が固まって血流も悪くなり代謝も落ちて
実際の活動が落ちている。
実際は夏も冷房などで内部が固まってしまっている。
ゆる体操は固まりやすい内臓を柔らかくすることができるのです。
横隔膜・・内臓に接していて自分の意志で動かせる筋肉
横隔膜を動かして内臓全体を動かし、内臓の機能を回復させます。
ゆる体操(お腹ペコポコペコー体操)のやり方
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①体の中に1本の線が伸びるかのように椅子にまっすぐ座り
大きく息を吸います。
②ペコーと声を出しながらお腹をへこませます。
まだ息は全部吐かないように。
③ポコーと声を出しながらお腹を膨らませます。
④ペコーと声を出しながら手を使ってお腹をへこませます。
これを繰り返して息をすべて吐き切ります。
ペコーポコーを繰り返します。
息をすべて吐き切ることを1セットとして
1日3セット程度が目安です。
横隔膜が動いていることを意識しましょう。
声を出すことで運動効果もアップします。
無理せず、続けてくださいね。
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