2016年7月12日放送「みんなの家庭の医学」
名医が教える病の新常識では「閉経期高血圧」
について。女性も気を付けたい予防・改善法!
NO(一酸化窒素)が増える入浴法を紹介。
目次
高血圧の人は正常な人に比べ3.3~5.3倍
脳血管性認知症になりやすい
女性注意!【閉経期高血圧】とは?
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閉経後血圧が上がり、
塩分を体に溜め込みやすくなってしまう。
閉経前は女性ホルモン・エストロゲンが卵巣から多く分泌されます。
エストロゲンは月経を促すほかに塩分をおしっこで出す腎臓の働きを
活性化させる働きがある。
エストロゲンが多く分泌されると余分に塩分が出ても
すぐにおしっことして外に出してくれます。
しかし閉経後は、エストロゲンが低下すると
腎臓の機能も低下し、うまく排出できなくなります。
食後に長引く高血圧こそ閉経によって引き起こされていた。
注意したいのが、女性の方が血圧のコントロールが難しい。
脳卒中や心筋梗塞の発症率が高いことが分かった。
閉経前の月経が乱れ始めることから注意が必要。
NO(エヌオー)とは?
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閉経期以降、特に重要な物質。
NOとは(一酸化窒素)「血管の内皮細胞から分泌」
高血圧から守ってくれる働きがあります。
血管を拡張させ、しなやかにする。
塩分を排出しやすくする働きもあります。
ダブル効果で高血圧を予防しています。
ちなみに男性もNOは分泌されて守ってくれています。
【NOを増やす入浴法とは】
深部体温を1度上げるだけ!
⇒内皮細胞が血流の刺激で活性化し、NO分泌量がアップします。
快適な温度(41度程度)のお湯に5~10分程度肩までつかる。
※入浴後は必ず水分補給はしてください
よく温まり、顔にじっくり汗をかくことが大事!
⇒ここではじめて深部体温が上がるとのこと
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